■ Trombone on My Head ■ Lewis Editions Music LEM ■ Trb : Michael Lewis Piano : Esther Wang 1.J.Serafin Alschausky : Konzert Nr.2 in B dur 2.Edmund Gumpert : Romanze Op.19 3.Hermann Spielter : Romanze. Op.22 4.Friedrich Beer : Concertino für Posaune 5.Ferdinand Sabathil : Divertiment. Op.54 | |
■ Michael Lewis Character Pieces Trombone Nineteenth Century German Trombone Solos Vol.2 ■ Lewis Editions Music LEM DCD 469 ■ Trb : Michael Lewis Piano : Timothy Lovelace 1.Max Warnecke : Concertstück Op.28 2.M.Warnecke : Albumblatt Op.26 3.E.Hasselmann : Bravour-Arie Op.70 4.Adolf Schreiner : Romanze "Fern von ihr" 5.Heinrich Gottwald/trancribed by Emil Gock : Fantasie Heroique 6.J.Serafin Alschausky : Walzer-Rondo No.9 "Modern" 7.Franz Bennat : Andante Cantabile | |
KAZUOのコメントこの2枚のアルバムは、19世紀のゲヴァントハウスやライプツィヒで演奏されたトロンボーンのソロ曲を中心に集めたプログラムです。 ゲヴァントハウス・オーケストラには、19世紀初頭よりベルケ、クヴァイサー、ミュラー、アルシャウスキーなどのトロンボーンの名手がいました。 これらCDに収められているものは、演奏者自身がドイツまで行って発見・リカバリーしたものだそうです。 彼は、フェルディナント・ダヴィットの第2のトロンボーン協奏曲とも言われる Concerto Militaire を発掘したとされる人だそうです。 これらの曲は、当時主に軍楽隊などのコンサートで取り上げられたものらしいです。演奏の方は、バリバリのドイツ的な演奏スタイルかと思いきや、そうではなく非常に軽やかで勇壮な演奏をしています。 また、この手の曲は田舎臭かったり音楽に深みがなかったりしがちですが、プレイヤーの演奏スタイルと曲がマッチしていてドイツ・ロマン派的情緒さや音楽に深みを与えています。 |