マニアック・トロンボーンCD クラシック編


STEVE WITSER


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Steve Witser
■ Steve Witser Among Friends  ■ Albany Records TROY 373
■ Trb : Steve Witser , Pf : Kathryn Brown Harpsichord : Rip Jackson
   Cello : Marta Jasberg

1.J.Baptiste Loeillet : Sonata No.1 in F major
2.Robert Schumann : Three Romances, Op.94
3.Henri Tomasi : Concerto for Trombone & Orchstera
4.Barney Childs : Sonata for Solo Trombone
5.Eric Ewazen : Trombone & Piano

KAZUOのコメント

 スティーヴ・ウィッツァーはクリーブランド管弦楽団の副首席トロンボーン奏者です。 また、センターシティーブラスクインテット、後に紹介するレイモンド・プレムルが主宰のトロンボーン・カルテットのメンバーでもあります。ミュンヒェンとジェノヴァのコンクールにおいて、入賞しています。 最初の曲では、アルトトロンボーンを使用しています。その他は、クリーブランド管はセクションでベンジを使用しているので、たぶんベンジのテナーバスを使用しているでしょう。 トマジの協奏曲は、なかなかの演奏です。スローカーのオーケストラがバックのものと比較してしまうと、やはりピアノ伴奏ではダイナミックさにかけますが、 この曲はコンペティションでよく使用されるわりにはあまり録音されていないので、参考資料としてはお買い得。 エワイゼンのソナタもそれなりによいと思います。この曲は、J・アレッシ、アメリカン・ブラスクインテットのM・パウエル、後に紹介するD・ヴィンディングがCDに収めているので聞き比べをするといいかも。

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