マニアック・トロンボーンCD クラシック編


BRANIMIR SLOKAR


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Branimir Slokar
■DIE ÖSTERREICHISCHE ■ TONSTUDIO AMOS AG , amos CD 5791
■Trb-Solo : Banimir Slokar, Cond : Johann Mösenbicher
  Bezirkblasorchster-BBO-Ried
J.F.Serafin Alschausky/arr. Ingrid M.Gramberger : 
                  1.Konzert für Posaune in B-dur .
 Psetin Günes : Promenade .
 Vittorio Monti/Csardas (以上はスローカーのソロ)    etc

KAZUOのコメント

 このレーベル自体は、そんなにマイナーではなく、金管バンド・吹奏楽の分野のCDはかなり輸入されています。 しかし、このスローカーが演奏しているディスクは、あまり入ってきません。  十八番の「チャールダッシュ」、アルシャウスキーの「トロンボーン協奏曲第1番」、ギュネスの「プロムナード」でソロを吹いています。 アルシャウスキーのコンチェルトは結構珍しく、技巧的に難度の高い曲で、聞く価値ありです。
Slokar etc
■ faszination posaune ■ Schulte & Gerth 939 137
■ Slokar Posaunen Quartett , Trb : Jiggs Whigham , Markus Lenzing   etc
1. arr. Jochen Rieger : Du großer Gott 2.A.Dovorák:Slawischer Tanz Nr.8
3. arr. Jochen Rieger : Morning Has Broken 4.G.P.Telemann arr. Jochen
Rieger : Alles redet jetzt und singt 5.V.Monti/arr.Marc Reift : Csardas
6.Traditional : God Bless The Child 7.Traditional : Were You There
8.Jeffrey Agrell : Gospel Time 9.W.M.Runayn : Bleibend ist deine Treu
10.A.Dovorák/arr.Ulrich Dittmar : Humoreske  etc

KAZUOのコメント

 このアルバムは、たぶん南ドイツでトロンボーンを楽しんでいる人をターゲットに作られたものでしょう。 スローカートロンボーン四重奏団、ジグス・ウィッガム、マーカス・レンツィンクが演奏しています。 J・ウィッガムはジャズ・トロンボーン奏者で、現在はドイツを中心にヨーロッパで活躍しています。 ケルンの音楽学校、ベルリンのハンス・アイスラー音楽学校のジャズ・ポピュラー科の教授を勤めています。 マーカス・レンツィングは、ケルンのギュルツェニヒ・オーケストラの1・2番トロンボーン奏者として活躍しています。 このアルバムでは、ジギーとポピュラーも演奏しています。ライトな音楽が多く、マニアックでないので楽しめます。
Slokar & Bachmann
■ Sandor Veress. Threnos-Klarinettenkonzert-Tromboniade
■ Musikszene Schweiz MGB CD 6132
■ Trb-Solo : Branimir Slokar & Arminn Bachmann
   Kla-Solo : Fabio di Casola Cond : Janos Meszaros
   Nordungarisches Sinfonieorchester Miskolc

Comp : Sandor Veress
 1.Threnos (in menoriam Bela Bartok)
 2.Konzert für Klarinette und Orchster
 3.Tromboniade (Konzert für zwei Posaunen & Orchester)

KAZUOのコメント

 ライナーノートによると、このサンドル・ヴァレスという作曲家は、バルトークと親交があり、コダーイの後を引継いでブダペストの音楽学校で作曲を教えています。 彼の教え子には、G・リゲティがいます。この Tromboniade は、1991年にピア・ブッヒャーとスローカーのために作曲されました。 2楽章からなるコンチェルトで、楽章間に4分ほどのカデンツァがあります。現代曲ではありますが、聞きづらくはありません。 スローカーとバッハマンの息が合った演奏を聞くことができます。

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