マニアック・トロンボーンCD クラシック編


Jay Friedman


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Jay Friedman
■ Jay Friedman plays Bordogni Etudes and Orchestral Excerpts 
   Mostly for Trombone (サブタイトル:The Singing Trombone)
■ アメリカ・セルマー社 EBR2000
■ Trb : Jay Friedman

・Bordogni-Vocalise から12曲
・オーケストラスタディー:マーラーの交響曲第3・7番、モーツァルト、ラベル
 シューマン、ブラームス、ワグナー、シベリウス、R・シュトラウス、エルガー、
 A・ベルク、ヒンデミット、コープランド
・その他ソロ3曲
Jay Friedman 2
■ Chicago Symphony Orchestra Trombone and Tuba Section plays
   Concert Works and Orchestral Excerpts
■ Educational Brass Recordings. Reprinted 2002
■ Trb : Jay Friedman, James Gilbertsen, Frank Crisafulli
   Bass-Trb : Edward Kleinhammer, Tuba : Arnold Jacob
1.〜15.Orchestral Excerpts : Wagner,Holst,Mahler,Tchaikovsky,Verdi
       Gliere,Bruckner,Smetana,Berlioz
16.Brahms : Choral-Prelud 17.H.Tomasi : Etre ou ne pas etre
18.Joseph Kleines : Chorale Variations 19〜21.Eugene Bozza : Three Pieces

KAZUOのコメント

 1枚目のCDは、アメリカでV・バックを取り扱うセルマー社が、バックのトロンボーンを使用するシカゴ響J・フリードマンを起用しての 自社ブランド楽器デモンストレーション的なCDみたいです。ただフリードマンのファンにとっては、たまらない1枚かもしれません。 伴奏が全くないスタジオ録音であまりPAをかけていない環境は、プレイヤーにとってシビアで、CDを聞いていて「ちょっと?」という箇所もありますが、 全体的にはフリードマンの表現する優雅な音楽がよく伝わってきます。特に、オケスタでマーラーの3番1楽章のソロの演奏は、必聴です!
 2枚目のCDは、1971年にリリースされたシカゴ響トロンボーン&テューバ・セクションのオケスタとアンサンブルが収録されたものをCD化したものです。 オケスタのほうは、往年のシカゴ響ブラスのサウンドが楽しめます。音色・ダイナミクスのコントラストがお見事!フォルテの迫力に感動です!こちらも必聴の価値ありです!

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