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■ LANDOWSKI : Konzerte ■ KOCH SCHWAN CD 311 175 H1
■ Trb : Michel Becquet , Philharmonie de Lorraine ,
Cond : Jacques Houtmann etc
Marcel Landowski :
1.Concerto pour piano et orchester
2.Concerto pour trombone et cordes
3.Concerto pour flûte et cordes
4.Concerto pour ondes Martenot, percussion et orchester
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KAZUOのコメント
M・ランドウスキのコンチェルト特集のアルバム。収録されているトロンボーンのコンチェルトは、現代音楽ですが、結構カッコイー曲です。
弦楽のバックも非常に素晴らしいものがあります。M・ベッケのコンチェルト演奏のCDはあまりないので貴重、聞く価値はあると思います。
あと「オンド・マルトノ」という珍しい電子楽器(で良いのかな?)のコンチェルトも収録されています。
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■ MARIUS CONSTANT - 4 COCERTOS ■ ERATO 2292-45527-2
■ Trb : M.Becquet Orchester Symphonique de Nancy Cond
Cond : Jérôme Kaltenbach
Marius Constant :
1.Chruses and Interludes , pour cor et orchstre
2.Concerto pour orgue de barbarie et orchstre
3.Concerto pour saxphone et orchstre
4.Concerto " GLI ELEMENTI" pour trombone , orchstre á cordes et 2 cors
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KAZUOのコメント
M・コンスタンのコンチェルトを4曲収録したアルバムです。これもM・ベッケの数少ないコンチェルト演奏を収録しているCDの一つです。
曲自体は、コンテンポラルなもので理解に苦しみますが、高度な技術が駆使されたトロンボーン・コンチェルト。
ベッケのテクニックの凄さは、聞き取ることが出来ます。ホルンの曲の方も結構凄いです。このホルン奏者も相当なテクニシャン!
ジャズの要素が取り入れられているし、ここで演奏しているホルン奏者の音色は炎のような勢いがあります。
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■ L.Mozart, Serenade in D ■ Schwann CD 11005
■ Trp : Guy Touvron, Trb : M.Becquet
RIAS=Sinfonietta , Cond : Ernö Sebestyen
Lopold Mozart : Serenade D-dur
1.Intrada, Molto allegro 2.Andante 3. Menuetto & Trio 4.Andante
5.Allegro 6.Adagio 7. Menuetto 8.Allegro 9.Presto
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KAZUOのコメント
レオポルド・モーツァルトのセレナーデの中の3曲を集め、曲順を変えたものが一般的にL・モーツァルトの「アルトトロンボーンのための協奏曲」とされています。
この曲でベッケは、おそらくアルトトロンボーンを使用していないせいか、ちょっと音色が太すぎて曲にマッチしない感じ〜!
あと譜面が一部間違っているせいか、ある音だけ半音低くなっている。それがちょっと耳につきます。トランペットのギィー・トゥーブロンは、結構な演奏をしています。
さすがモーリス・アンドレの一番弟子!
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■ La Belle Epoque ■ Arion S.A.(disques Pierre Varany) PV789041
■ Cor : Thierry Caens, Trb : M.Becquet, Piano : Bruno Fontaine
1.Clay Smith : Smithsonian 2.J.Offenbach : Barcarolle
3.H.L.Clarke : Cousins 4.F.Kreisler : Liebeslied
5.Holmes & Smith : Milady's Pleasure 6.B.Godard : Berceuse de Jocelyn
7.J.Reynaud : Ah! Vous Dirai-Je Maman
8.Holmes & Smith :Though Shadowed Wales 9.Holmes & Smith :Call of the Sea
10.Rossini : Aria 11.Holmes & Smith : Mass's in The Cold
12.J.Offenbach : Duo des Colporteurs 13.Membree : Les Deux Amis
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KAZUOのコメント
ティエリー・カンスとミシェル・ベッケが共演しているアルバム。アルバム全体は、タイトル通りのベル・エポックの時代(20世紀初頭)を意識した曲で構成されています。
幸福感と喜びあふれる音楽が流れます。4・10トラックは、ベッケのソロの曲です。無駄な装飾を廃し、素朴に音楽を表現しているのだが、なぜか感涙を呼ぶ。
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■ Michael & Joseph Haydn / Concertos
■ Arion S.A.(disques Pierre Varany) PV730029
■ Trb : M.Becquet, Trp : Thierry Caens, Hr : Andre Cazale
Orchestre de Chamber National de Toulouse/Cond : Alain Mogli
Joseph Haydn :
1.Concerto for trumpet in E flat major
2.Concerto for Horn No.1 in D major
3.Concerto for Horn No.2 in D major
Michael Haydn :
4.Concerto in D major for Horn,Trombone & Viola
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KAZUOのコメント
通常このミヒャエル・ハイドンの曲は、アルトトロンボーンがオリジナルですが、ベッケはフランス人のためかアルトでなくテナートロンボーンで演奏しています。
ただテナーで演奏していても音色の違和感がなく、ホルン・弦とマッチしています。ベッケだからそこでしょうかね〜。
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■ la sacqueboute ■ Ambroisie / AMB 9929
■ Michel Becquet & Les Sacqueboutiers de Toulouse
1.Bergamasca (S.Scheidt) 2.Sonata 3.4 & 16(D.Castello)
3.Passacaille & Ciaccona (A.Falconiero)
4.Ciaccona (T.Merula)
5.Clamabant autem mulieres (C. de Morales)
6.Ricercar (D.Ortiz) 7.Banchetto musicale (J.H.Schein)
8.Es steh Gott auf (H.Schutz)
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KAZUOのコメント
ここでのベッケは、バロックトロンボーンを吹いています。このアルバムで聞く限り、ベッケのバロックトロンボーンのサウンドは古楽器的な響きは感じません。
むしろ現在の細管で柔和な響きという感じです。2曲目では、ベッケの妙技を聞くことが出来ます。非常に速いパッセージを軽やかに吹いています。彼は何を吹いてもすごいですね〜。
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