マニアック&マイ・フェイヴァリットCD
Bassposaune


Charles Vernon

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Charles Vernon
■ First Chairs, Samuel Adler・Cantos for solo instrument
■ ALBANY RECORD : TROY 306 ■ B.Trb:チャールズ・ヴァーノン etc

1.Canto Tfor Trumpet solo 2.Canto ]W 3.Canto \ for Horn solo
4.Canto ]V for Piccolo solo 5.Canto U for Trombone solo
6.Canto ]X for English Horn solo 7.Canto W for Alto Saxphone solo
8.Canto ]U for Bassoon solo
Charles Vernon
■ Ellen Taaffe Zwilich・Symphony No.4 ■ Koch 3-7487-2 HI
■ B.Trb:Charles Vernon ,Hr:David Jolly ,ミシガン大学交響楽団
 ミシガン大学コーラス・アンサンブル,ミシガン大学子供合唱団,
 Cond:レオン・グレゴリアン

Comp : Ellen Taaffe Zwilich
1.Symphony No.4 "The Gardens" for chorus, Children's chorus and Orchestra
2.Concerto for Horn and String Orchestra
3.Concerto for Bass Trombone, Strings, Timpani and Cymbals
Charles Vernon
■ DePaul University Wind Ensemble・Friends in Low Places
■ Albany Records Troy501
■ DePaul University Wind Ensemble, Cond : Donald Deroche
   Solo-Tuba : Floyd Cooley, Solo-Bass-Trb : Charles Vernon

1,R.Vaughan-Williams : Concerto for Basstuba
2.Eric Ewazen : Concerto for Bass Trombone & Wind Ensemble
3.Edward Gregson : Tuba Concerto
4.Richard Strauss : Concerto No.1 for Horn, Op.11
Charles Vernon, Bass Trombone
■ CHARLES VERNON・BASS TROMBONE
■ Albany Records Troy723
■ Bass-Trb : Charles Vernon Piano : Eric Ewazen

1.Halsey Stevens : Sonatina for Bass Trombone and Piano
2.Robert Spillman : Two Songs for Bass Trombone and Piano
3.Eric Ewazen : Concerto for Bass Trombone and Piano
4.Alec Wilder : Sonata for Bass Trombone and Piano
5.John Williams : Bass Trombone Concerto

KAZUOのコメント

 一枚目のCDは、サミュエル・アドラーの色々なソロ楽器のための“Cantos”をシカゴ響の管楽器メンバーにより吹き込んだものです。バストロンボーン奏者C・ヴァーノンも参加。 ヴァーノンは、アメリカのクラシック奏者の中では私の一番好きな奏者の1人。彼が演奏している“Cantos”は、トーマス・G・エヴァレットのために作曲されたもので、ジャスの 要素が取り入れられて、結構現代作曲家のものにしては聞きやすいです。ヴァーノンの演奏もGOOD!
 二枚目は、ズウィリック(?)というアメリカの女流作曲家の作品を特集したアルバム。「交響曲第4番」と「ホルン協奏曲」、「バストロンボーン、弦楽、ティンパニーとシンバルのための協奏曲」 が収録されています。この作曲家は、シカゴ響と親睦があり、「バストロンボーンと・・・・協奏曲」はC・ヴァーノンへ、そして「トロンボーン協奏曲」(非常に大編成のオケが用いられ ている)は、同じくシカゴ響のJ・フリードマンのため作曲されています。このCDでのヴァーノンの演奏は、非常に素晴らしいです。現代曲で難解ですが、倍音豊かな響きのバストロンボーンを聞くことができます。私はその音色に感動!
 三枚目は、デ・ポール大学ウィンド・アンサンブルの3枚目のアルバムにあたり、サンフランシスコ響・テューバのフロイド・クーリーとヴァーノンのソロで協奏曲を収録しているものです。 この中で、ヴァーノンはイウェイゼンのコンチェルトを演奏しています。先に発売されたBass Hitsと比べると録音会場のせいで、少しデッドな感じがします。 合わせてピックアップ・マイクも近いせいか彼の音も少しバリバリ気味です。演奏の方は、ジョン・ロジャークやステファン・サンダースの演奏と比較すと、テンポを落として音の余韻を長めにとり、 音楽のスケール感を大きく作ろうとしています。ビブラートも少し深めです。
 四枚目は、待望のヴァーノンの完全なソロアルバムです。ピアノ伴奏を作曲家のE・イウェイゼンが勤めます。このアルバムは、アメリカの作曲家によるオリジナルのバストロンボーン作品集になっています。 イウェイゼンのコンチェルトでは、さらに音楽が洗練されて気品が出てきています。映画音楽でお馴染みの作曲家ジョン・ウィリアムスのコンチェルトは、なかなか面白いです。
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